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【News】イズの曲が米議会図書館に永久登録

アメリカ議会図書館にハワイアンミュージックが登録されることになりました。

アメリカ議会図書館の司書カーラ・ヘイデン氏が24日、25の作品を発表したもので、文化や歴史上重要で、芸術的に魅力のある音源で発表から少なくとも10年以上が経過している作品の中からオーディオ・トレジャー(音の宝物)として貯蔵・登録されるものです。

その中に、ハワイでは ”ブラダ・イズ” として親しまれているイズラエル・カマカビヴァオレのSomewhere Over the Rainbow/What A Wonderful Worldが選ばれました。

この曲は、1993年にレコーディングされたもので、世界中で聞かれています。この曲を歌っているミュージシャンは数多くいますが、イズのSomewhere Over the Rainbow/What A Wonderful Worldバージョンは、YouTube の再生回数が100万回に達しており、大晦日に、ニューヨークのタイムズスクエアーでもかけられています。

アメリカ議会図書館のウェブサイトには、選曲理由として、世界中で知られる美しい旋律、イズの天使のような優しい歌声とウクレレの演奏、メランコリックであると同時に喜びが伝わってくると評しています。

尚、他に選ばれた曲は、ルイ・アームストロングとオーケストラ のWhen the Saints Go Marching In (1938)、 ラベルのLady Marmalade(1974)、Kermit the Frog (1979) のThe Rainbow Connection、ジャネット・ジャクソンの1989年のアルバムの中からJanet Jackson’s Rhythm Nation1814などが入っています。

一流の楽曲として資料登録されているのは現在575曲です。これは図書館が抱える全米のコレクションが400万曲あることを考えるとほんの一部ということになります。