【News】岸本教育局長への不満続出

ハワイ州教育局のクリスティーナ・岸本氏の教育局長としての任期切れを前に、局長への批判が相次いでいます。

ハワイ州教師組合のコリー・ロゼンリー会長は、組合の投票による満場一致の意見として、クリスティーナ・岸本局長は任期が切れてもその後の更新はしないでいただきたいという結果になったと話し、昨日行われた記者会見でロゼンリー会長は、皆相当フラストレーションをかかえていることを打ち明けました。

岸本局長の契約は7月で終了します。3年契約ですがその後もう一年契約を更新することもできます。岸本氏は、前会長のキャサリンまたよし氏の後をついで2017年に会長となり、就任時の年俸は240,000ドル(2,566万円)です。

岸本局長に対する不満の多くはコミュニケーションが不足していることです。岸本局長は先週月曜日に、学校は夏まで再開しないと発表しましたが今週になって全ての公立小学校は今月末までに再開するのが目標だと変更しました。学校の上層部は、準備期間が必要であり、前もって知らせてもらう必要があったとしています。更に今週、教育局は対面式の卒業式を再開できると発表しましたが関係者は聞かされておらず驚きを隠せない状況だったということです。

校長代表のケルシー・古賀氏は、「局長は交代する時が来ています。我々は重要な知らせやアナウンスをソーシャルメディアを通して知ったような状況です、学生や両親は喜んでいますがこちらとしてはルールや開催にあたりガイダンスが必要なのです」とその過程を批判しました。

教育局の人事課は、4日岸本氏の契約更新を勧めるかどうかの投票をおこないます。