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【News】えひめ丸事故から20年〜ハワイ2月9日

Twenty years ago on Feb.9,2001 (1:43 pm HI time) the submarine USS Greenville was taking collision course with a Japanese high school fishing training vessel, the Ehime Maru…

ハワイ時間2月9日(日本時間2月10日)、オアフ島沖で宇和島水産高校の実習船えひめ丸に米原子力潜水艦グリーンビルが衝突し、生徒ら9人が死亡したえひめ丸事故から20年が経ちました。

当時のグリーンビル艦長であったスコット•ワドル氏(61)は今年、犠牲者、遺族、被害者に宛てた書簡を公開しました。「事故の責任は私にある」と明言し、「最愛の家族を失ったご遺族、同級生を失った生徒、船長、乗組員にお詫びをする」「事故は回避可能だった。私が船長として義務を怠った」と綴り、謝罪の言葉を記しました。

毎年えひめ丸記念碑のあるカカアコウィーターパークで行われている慰霊式典は、今年は新型コロナウィルス感染防止のため縮小され、愛媛から遺族ら関係者の参列はありませんでした。

えひめ丸記念協会の運営を務めるハワイ日米協会によりますと、今年は協会スタッフ、地元関係者が、事故のあったハワイ時間午後1時43分に黙祷、花輪を手向け、愛媛県と宇和島市の関係者、宇和島水産高校の皆さんと離れていても静かに心を共にしたということです。ハワイ日米協会は「この悲劇的な事故で失われた命の記憶を守り、記念碑を永続的に維持するためにこれからも活動していきます」と話しています。

尚、ホノルル市郡の緊急命令に沿って、一般の人々には記念碑への慰霊を控えるよう伝えられました。