カウアイ島への到着規制を緩和

カウアイ郡当局は、30日、ハワイ州内の島とカウアイ島を結ぶ旅行、フライトについて、先月発表していた規制を一部撤回すると発表しました。デビッド・いげ州知事が昨日承認しました。

これにより1月5日から、ハワイ州内の移動でカウアイ島に行く場合、出発72時間以内の検査で陰性証明を提示すれば到着後の隔離を免除されます。

ただ、カウアイのデレック川上郡長は、今回の規制緩和でも、米国本土や太平洋を超えて渡ってくる旅行者に関しては、陰性証明を提示しても10日間の隔離は免除されないと説明しました。カウアイ保健局のジャネット・ベレマン医師は、「残念ながら、メインランドでの感染者が増加していることから環太平洋からの到着は安全とはいえません、しかし今後(良い方向に)変更されるよう願います。」と話しています。

なお、カウアイ島の感染者数はハワイ州内で最も少なく、最近の2週間の感染者数は、オアフ島で1236人、マウイ206人、ハワイ126人だったのに対し、カウアイは10人とハワイ州内の島では最少人数です。