2020年コロナ渦でスピード違反が多発
今年は交通事故が多発し、警察が注意を呼びかけています。
22日(火)早朝にH1フリーウェイのクニアロード入り口で発生した事故ではオートバイを運転していた男性がコントロールを失って死亡しました。スピードの出しすぎが原因と見られています。
ホノルル警察によりますと今年の交通事故の原因で最も多いものはスピードの出しすぎです。2020年は40.000枚近いスピード違反チケットが発行されました。昨年の24.000枚と比較すると大幅に増加しています。スピード違反の中でも法定速度を大幅に上回っていた違反チケットは、昨年は5.000枚、今年は10.000枚で、車道でレースをするレーシングチケットも昨年は400枚でしたが今年は600枚と急増、更に不注意運転は昨年のほぼ倍で、昨年は700枚、今年は1.600枚となっています。
今年は交通事故による死亡者が52人で内47人はスピード違反又は飲酒運転によるものでした。ホノルル警察のスレーター部長は、「コロナの影響で道はすいていますが、自分がどのくらいのスピードを出しているか常に把握して下さい。また道が混んでいないことで運転に集中していないか注意散漫になっていることも考えられます。」とした上で、このホリデーシーズン、運転する人はよく注意して飲酒運転も避けるよう警告しています。