ファーストリスポンダーがワクチン接種
ファーストリスポンダーと言われる緊急時に最初にかけつける警察や消防、救急医療の職員などが22日、新型コロナウィルスのワクチンを接種しました。オアフ島では4500人ほどのファーストリスポンダ−、ホノルル緊急医療サービスの職員は135人が接種のための同意書に署名しています。
ホノルル警察のスーザン・バラード署長は、ワクチン接種に関し中立の立場でしたが、科学者の調査結果を見て接種を決め昨日接種しました。またハワイのジョシュグリーン副州知事は、緊急医療の医師でもあり、昨日の朝記者団の前でワクチンを接種しました。
ホノルルのカーク・コールドウェル市長は、「なるべく多くのファースト・リスポンダーの人に接種してもらいたい、この新型コロナウィルスは100年に一度危機です、接種はご本人のためでもありますし、その上で市民に対応していただきたい」と話しました。そして「ワクチンが届けば住民の皆さんも順に受けて欲しいと思っています、家族を守り、元の生活を取り戻すためにも」と強調しました。