ホノルル市は深刻な財政赤字

18日に行われたホノルル市の予算委員会で、予算財政部のマニー・バルブエナ部長は、市の運営管理予算が次期会計年度は4億ドル以上不足すると指摘しました。

部長は、なるべく市職員の解雇や一時帰休を避け、市のサービスを削減させないように予算を見直し、修正に力を注いでいると説明しました。

赤字となっている原因として、不動産税収や、市の歳入が激減している事、人々が外出しなくなったことでガソリン税も減少していることなどがあげられました。

今年度の運用予算は29億ドルでしたが、次期会計年度の運用予算は2.6ビリオン(26億ドル)で、これに対する歳入は2.2ビリオン(22億ドル)と見積もられています。