本選挙の投票率とコロナ感染への懸念

3日に行われた本選挙で、翌日午前7時30分時点で投票率が69.8%を記録したことがわかりました。このように投票率が高かったのは1998年で、68.6%を記録したことがありますが、今年はそれ以降で最高となりました。

ハワイ州内の有権者数は83万2466人です。うち66.1%が郵便、3.5%が投票センターに出向いて投票しました。ハワイ州は郵便投票を呼びかけてきましたが、ホノルル・ハレとカポレイ・ハレに開設された投票センターには3日、直接投票に来た人の列ができました。中には6時間待って投票した人もいました。

投票所が混雑したことで、関係者はコロナの感染を危惧しています。混んでいたとはいえ、有権者はソーシャルディスタンスを守り、マスクを着用していました。しかし、投票のために何時間も待たなければならない事態は誰も想像していませんでした。

ジョシュ・グリーン副州知事は、「先日のハロウィーンの時に集まりや人混みを避けて、と呼びかけたばかりでした。今回の選挙で感染が広がらないことを願います。少なくともマスクを付けていたので大きな感染は防ぐことができていると思いますが、列に並んでいる時に人と人の接触時間が長かったことも確かです」と述べ、ホノルル市に追加のコロナ検査を行うよう求めています。