【News】マウイ山火事の和解金、支払いに向け前進
2023年8月のマウイ山火事をめぐる、総額40億ドルの和解金について、被災者への支払いに向けた動きが進んでいます。
ハワイ州最高裁は、和解金から支払われる弁護士費用について争われていた問題で、マウイ巡回裁判所のピーター・ケイヒル判事に、弁護士費用を決める権限があったと判断しました。
この和解金をめぐっては、マウイ山火事の被災者、およそ2万2千人が支払いを待っています。
これまで、弁護士費用の取り扱いをめぐって争いが続き、支払いが遅れていました。
一部の弁護士は、ケイヒル判事が、州法で一般的とされる25%ではなく、ほとんどの弁護士費用を3%から10%に制限したことについて、異議を申し立てていました。
今回、州最高裁がケイヒル判事の権限を認めたことで、支払いに向けた道が開かれた形です。記事によりますと、マウイの弁護士シンシア・ウォン氏は、被災者への支払いが近く始まるとの見通しを示しています。
ウォン氏は、支払いの手続きには時間がかかっていることを認めたうえで、今後1か月ほどの間に、被災者への支払い額が決まることを予想していると話しています。
被災者の中には、今も住まいや車の修理、生活に必要な費用など、経済的な支援を必要としている人がいます。
山火事から3年あまりがたった今も、被災した方々にとって、生活を立て直すための支援が待たれている状況です。
一日も早く、必要な支援が届くことを願いたいところです。