【News】カウアイ島の観光用のヘリコプター墜落で安全対策強化の動き
ツアー会社のヘリコプターがカウアイ島で墜落し、3人が死亡、2人が負傷した事故を受け、多発する事故回避へ向けての取り組みが強化されそうです。
今回事故を起こしたのは、カウアイ島の渓谷、海岸線、滝などを巡る遊覧飛行ツアーを運航するヘリコプター会社、エアボーン・アビエーション社。エアボーン社は、最大4名まで搭乗可能な「ドアを取り外してスリル満点の冒険ツアー」を宣伝しています。
カウアイ消防署によりますと、パイロット1人と乗客4人を乗せたヘリコプターが木曜日の午後、カララウビーチ沖で墜落。このビーチはカウアイ島北岸のナパリ海岸に位置し、徒歩かボートでしかアクセスできない地域で、切り立った海岸崖と険しい山稜が連なる地形のため、乱気流が発生しやすく、天候が急変しやすいことから、航空機にとって危険な場所として知られています。
それでもヘリコプターツアーは、ナパリ海岸沿いの断崖、ビーチ、滝を巡る人気の観光手段ですが、2024年7月、観光ヘリコプターが墜落し、パイロットと乗客2名が死亡した事故が起きており、2019年にもナパリ海岸付近でヘリコプターが乱気流に巻き込まれ墜落し、子供3名を含む7名が死亡する事故が発生しています。
アメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)は金曜日、ヒューズ/MD 500型ヘリコプターの墜落事故について調査を開始したと発表しました。NTSBは声明の中で、「飛行に関する情報を収集し、ヘリコプターが水から引き上げられ次第、機体の調査を行う予定だ」と述べています。
ハワイでは、過去7年間でヘリコプター墜落事故により、少なくとも16人が死亡しており、2023年、連邦航空局(FAA)は、ハワイで低高度飛行を希望する遊覧飛行業者向けに、パイロットの訓練や資格、航空機の装備に関する推奨事項を含む新たな手続きを策定しました。FAAは、認可を発行する前に、各業者の安全計画を徹底的に審査するとも述べています。