ハワイマネープラン相談室~vol.14 医療(健康保険)について
『ハワイマネープラン相談室 〜相続・税務・投資の最前線〜』税理のプロ、内藤 克先生のコラムがスタート!
税理士法人 アーク&パートナーズ 提供
「ハワイマネープラン相談室 〜相続・税務・投資の最前線〜 」の番組が4月よりスタートいたしました。
さらに、毎月、内藤先生が、ハワイにお住まいの皆さんが知っておくべき、お金に関する重要な情報をお届けします。
ぜひお聴きください。
※ 第14回目をお聞きになりたい方は、下の再生ボタンを押すと聞くことができます
今回のゲストには、
社会保険労務士・戸澤 摂子さんをお迎えします。
医療(健康保険)
- 日本に帰国し住民登録をすれば、その日から公的医療が利用可能。
- マイナンバーカードがあれば保険証なしでも受診できる。
- 医療費は自己負担3割(75歳以上は収入により2割または1割)
。 - 医療機関は残り7割を国に請求。
年金の仕組み
- 20〜60歳は国民年金に加入義務。
- 会社勤めは厚生年金が上乗せ(70歳まで加入可)。
- 受給は原則65歳から。繰上げ・繰下げ可。
帰国後の受給可否
- 日本での加入が10年以上あれば受給資格あり。
- 足りない場合は70歳まで追加納付可能。
- 日米社会保障協定で米国の加入期間を通算できる(
ただし給付額は増えない)。
65歳以降に働く場合
- 週20時間以上働くと、健康保険・厚生年金に再加入(
70歳未満)。 - 働きながら年金を受け取ることも可能。
- 給与+年金が月62万円を超えると一部減額(
2026年から基準引上げ)。
繰下げ受給・定年制度
- 繰下げは最長75歳まで。1か月遅らせるごとに約0.7%増額。
- 定年は60歳が多く、65歳までの雇用確保が義務。
- 人手不足もあり、高齢就労が一般化している。