ワイピオで55歳の男性が射殺された事件 被告の弁護人が保釈を申請

オアフ島のワイピオで55歳の男性が拳銃で撃たれて死亡した事件で、第2級殺人罪に問われている42歳の被告について、弁護人がきのう、裁判所に対して保釈申請を行いました。

被告は、現在、保釈なしで勾留されています。

起訴状などによりますと、クラレンス・ルーク被告は、今月6日から7日ごろ、ワイピオのサッカー場の近くでカポレイに住むジョナベン・モナリムさんを拳銃を撃って殺害したなどとして第2級殺人罪に問われています。

ルーク被告はきのう、弁護人ともにホノルルの巡回裁判所に出廷し、裁判所に対して、保釈・保証金50万ドルで保釈を求める申請を行いました。

死亡したモナリムさんは、2004年にパリ・ゴルフ・コースで起きた殺人事件で、情報提供者として警察に協力していましたが、警察は「今回の事件との関連を示す証拠はない」としています。