ワイキキで観光客を殴って死亡された第2級殺人の罪に問われている被告の男 裁判所が保釈を認めない決定

ワイキキで観光客の男性に暴行を加えて殺害したとして第2級殺人罪に問われている43歳の被告について、ホノルルの巡回裁判所はきのう、保釈を認めない決定をしました。

起訴状などによりますと、イシュマエル・ピウラ・ルアヴァサ被告は8日午前0時半ごろ、ワイキキのレモンロードの「ワイキキ・ビーチサイド・ホステル」の近くで、観光客の50歳の男性の頭を殴るなど暴行を加えて殺害したとして、第2級殺人罪に問われています。

 

巡回裁判所のジョンソン判事はきのう、被告の保釈を認めない決定をした上で、「被害者が路上に倒れた後も、暴力を続けた残忍な事件であり、逃亡の可能性がある。保釈されれば、地域の社会に危険が及ぶ恐れがある」と指摘しました。

警察によりますと、男性は被告と面識がなく、いきなり殴られたとみられています。