【News】州立図書館でフードドライブ実施
Hawaii public libraries to collect food donations this week
ハワイ州は今週、連邦政府の一部閉鎖による生活支援策の一環として、「コクア・フードドライブ」を開始しました。
期間は11月3日(月曜日)から7日(金曜日)までの5日間で、州立図書館と連携し、島内各地で缶詰など保存のきく食料品を集め、支援団体を通じて必要とする家庭に届けます。
今回の取り組みは、政府閉鎖の影響で多くの連邦職員が一時的に休職となり、フードスタンプの支給が滞るなど、生活に支障をきたしている現状を受けたものです。住民は期間中、最寄りの州立図書館に食料品を寄付することができます。
寄付された食料は、ハワイ・フードバンク、マウイ・フードバンク、フード・バスケットなどの非営利団体を通じて配布されます。すべての図書館で受け付けますが、スペースの都合でカネオヘ図書館とワヒアワ図書館、また火災被害で閉館中のラハイナ図書館では受付は行われていません。
政府閉鎖の影響が広がる中、シルビア・ルーク副知事は「助け合いの心こそハワイの“コクア”の精神です」述べ、支援できる人が手を差し伸べてほしいと、協力を呼びかけました。
また、ホノルルの州議事堂内にある副知事室でも、平日午前7時45分から午後4時30分まで寄付を受け付けています。
先週、ジョシュ・グリーン知事は、州内の食料支援を強化するため、州資金200万ドルに加え、地元産食材を家庭に届ける「ファーム・トゥ・ファミリーズ」プログラムから50万ドルを拠出する方針を発表しており、今回の取り組みはその一環です。