【News】政府閉鎖長期化でハワイの連邦職員らの生活直撃 

Government shutdown pushes federal workers to food banks as SNAP benefits near end

連邦政府の一部閉鎖が4週目に入り、ハワイでは多くの家庭が影響を受けています。給与の支払いが止まり、食料支援も先細る中、生活への不安が広がっています。

ホノルルのフードバンク「ザ・パントリー」では、利用者がこれまでの約3倍に増え、今月だけで新たに680世帯以上が登録しました。地元農家やハワイ・フードバンクからの寄付で食料の在庫はなんとか確保されていますが、支援を求める列は日々長くなっています。

現在、食料支援を必要としている人々の多くは、給与が何週間も支払われていない連邦職員たちで、中には無給のまま勤務を続けている人もいます。長年勤めるある職員は「これほどの精神的ストレスは経験したことがない」と話しています。

一方、ハワイ州では食料を支援する補助的栄養支援プログラム「SNAP」の給付がまもなく停止するおそれがあり、16万5,000人の利用者に影響が出るとみられます。

エド・ケース連邦下院議員は「給付金は補充されない見通しだが、州政府が代わりの支援策を検討している」と述べ、今回の政府閉鎖について「残酷な交渉手段だ」と批判しています。