【News】新型コロナの給付金詐欺 126000ドル=約1900万円をだまし取った被告が司法取引に合意

Kauai woman pleads guilty to defrauding pandemic rental assistance program

新型コロナの影響を受けた住民に政府から支給される家賃の給付金だまし取ったとして、詐欺の罪などに問われている被告の女が司法取引に合意し罪を認めたことが分かりました。

起訴状などによりますと、カウアイ島のカイアウラニ・カイアヴェ被告は、新型コロナの「家賃緊急支援プログラム」で、自身や親族、さらに架空の人物を装い、偽の申請書を作成して合わせて12万6026ドル=日本円しておよそ1900万円をだまし取ったとして通信詐欺罪2件と個人情報盗用罪2件の罪に問われています。

当局によりますと、被告は今月9日、検察との司法取引に合意し4件の罪を認めました。

家賃緊急支援プログラムは、郡が申請の受付を行っていましたが、職員が受給資格のない申請書を見つけ出し地元警察とFBI、連邦検察局が捜査していました。

被告は、司法取引に合意し、だまし取った金、合わせて12万6000ドル余りを連邦当局に支払うことになります。

また、詐欺罪2件について、最高で20年の実刑と、一件につき25万ドルの罰金のほか、情報盗用罪2件について2年の実刑と25万ドルの罰金の支払いが言い渡される見込みです。

量刑の言い渡しは、来年2月の予定です。