【News】ハワイの海の物流を支えた大型貨物船お別れ!
Falls of Clyde ship towed from Honolulu Harbor, sunk south of Oahu
1890年代から長い間、ハワイの海の物流を支えた大型貨物船がきのう、ホノルル港沖に曳航され海中に沈められました。
アメリカの海運・航海サービス会社「マットソン」が所有する海運船「フォールズ・オブ・クライド」号は、1898年にハワイに到着し、以降、ハワイ諸島やアメリカ本土を結んで物資を運ぶ海上輸送船として活躍しました。
そして、引退した後はお化粧直しが行われ、ホノルル港に係留されて海の博物館として利用されていましたが、2016年、海中に廃棄処分することが決まりました。
州運輸局と民間会社の作業員らが15日朝、ピア7に係留されている船を港からおよそ25マイル南の海上に曳航し、正午ごろ海に沈める作業が完了しました。
作業前日の14日、「フォールズ・オブ・クライド号」友の会のメンバーが集まって、お別れの会が開かれたということです。
船の本体は海中に沈みましたが、州運輸局によりますと、今後、記念施設を設置して、船名が刻まれたボードや操舵輪、船鐘 などを展示する計画だということです。





















