【News】銀行強盗ペッパースプレー発射事件 検察が66歳の男を強盗罪など複数の罪で起訴

Man indicted in connection to Waikiki bank robbery involving pepper spray

ワイキキの銀行で強盗目的に侵入した男がペッパースプレーを撒くなどした事件で、検察は7日、66歳の男について第2級強盗罪を含む複数の罪で起訴しました。

起訴されたのは、チャールズ・クリスチャン被告です。

クリスチャン被告は、先月28日午後2時前、カラカウア・アベニューとルワーズ・ストリートの角にある「ファースト・ハワイアン・バンク」に侵入し、窓口の行員に要求するなどしたあと、銀行内に催涙スプレーのペッパースプレーを発射して逃走しました。

当時、銀行内にいた客と行員、あわせて18人が目の痛みや皮膚の炎症などを訴え、救急隊の治療を受けましたが、いずれも軽傷で病院へ搬送された人はありませんでした。

クリスチャン被告は、30日にカポレイの連邦ビルに出頭し、逮捕されたあと第2級強盗の罪で起訴されました。

検察は7日、被告について第2級強盗罪を含む複数の罪で起訴したと発表しました。

起訴状などによりますと、クリスチャン被告は行員に150ドルを要求し、「あなたを傷つけたくはありません」と書かれたメモを渡したということです。

また、連邦ビルに出頭した際、FBIの捜査官に対して「事件がニュースで報道されているのを知った。反省している」という趣旨の話したということです。

保釈・保証金は10万ドルとなっていて、13日に罪状認否が行われる予定です。