【News】ハワイ島でおたふくかぜ感染確認

ハワイ州保健局は6日、ハワイ島でおたふくかぜの感染が1人確認されたと発表しました。感染者は9月25日にカイルア・コナのハロルド・ヒガシハラ・パークで開かれたイベントに、午後4時30分から6時の間、参加しており、地域感染によるもので渡航歴はないということです。

州保健局は、同じ時間帯に会場にいた人に対し、10月20日まで体調を観察するよう呼びかけています。おたふくかぜは、せきやくしゃみ、会話、食器の共有などで感染し、感染から12〜25日後に発症します。主な症状は、頬やあごの腫れや痛み、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、食欲不振などです。

症状が出た場合は、感染を防ぐため5日間の自宅隔離を行い、医療機関に電話で相談するよう求められています。

おたふくかぜに特効薬はありませんが、通常は自然に回復します。ただし、人によっては重い症状が出ることもあるということです。保健局は現在、感染者の家族や医療機関、郡関係者と連携し、濃厚接触者の特定を進めています。ハワイ州では2017年から2018年にかけ、1,009件の感染が報告されています。