【News】カメハメハ・スクール入学方針をめぐり議員が本土訪問 批判の声も
【News】カメハメハ・スクール入学方針をめぐり議員が本土訪問 批判の声も
カメハメハ・スクールの入学方針をめぐり、ハワイ州上院のブレントン・アワ議員と下院のダイアモンド・ガルシア議員が、本土バージニア州を訪れたことが波紋を広げています。
二人は、入学方針への法的挑戦を試みるとされる保守系活動家エドワード・ブルム氏に会い、訴訟を防ごうとしました。
しかし、この訪問を伝えるインスタグラムの動画が公開されると、「税金が使われたのでは」との批判が殺到。アワ議員は「自費で行った」と強調しています。
ブルム氏は大学入試でのアファーマティブ・アクション撤廃を勝ち取った活動家で、現在は「人種による優遇は不公平で違憲」とする団体を率いています。
議員らはブルム氏に直接連絡を試みましたが、応答がなく、実際に現地を訪問。しかし、団体の住所はUPSの私書箱で、結局本人とは会えませんでした。
この行動に対し、共和党のスーザ議員は「軽率で、今後の訴訟に悪影響を与えかねない」と非難。一方で、ハワイ先住民リーダーのクム・ヒナレイモアナ・ウォン・カルー氏は「努力は理解できるが、もっと建設的な方法に力を注ぐべき」とコメントしました。
アワ議員とガルシア議員はブルム氏本人には会えなかったものの、連邦議会や教育省関係者など、他の要人と会談したとしています。