【News】6月の観光客数去年と比べて1.8%減少 消費額は上昇

Visitor spending up, despite dip in June arrivals

6月1か月間にハワイ州を訪れた観光客数は、前の年の去年の同じ月から1.8%減少しました。

一方で観光客の消費額は増加したことが、ハワイ州当局の調査で分かりました。

ハワイ州経済開発観光局の調査によりますと、6月にハワイ州を訪れた観光客の数は、前の年の同じ月と比べてマイナス1.8%となりました。

一方、観光客の消費額は、1日当たり平均で258ドルで、去年の同じ月に比べて増加したということです。

また、ことし1月から6月までの上半期の観光客数は、パンデミック前の2019年と比較すると90.5%となっています

大規模な山火事被害が発生したマウイ島では、ことし1月から6月までの観光客数は、前の年の同じ時期と比べて11.2%増加しましたが、パンデミック前と比べると17%減少しています。

ハワイ州のグリーン知事は、630万ドルの予算を拠出し観光回復のためのキャンペーを支援するとしていています。

経済開発観光局のトキオカ局長は、「多くの観光地と同様にハワイを訪れる観光客の数も低下している。大規模な山火事から2年を迎え、マウイ島の観光は、ペースは穏やかだが改善を続けている」と話しています。