【News】輸入関税でハワイの切り花価格が上昇!
Tariffs on imports raisecost of cut flowers inHawaii
花の季節が到来し、大きな花のイベントや祝賀行事が近づいていますが、輸入関税でハワイの切り花価格が上昇しています。ワタナベフローラルのゼネラルマネージャー、モンティ・ペレイラ氏は、
「イースター、メリーモナークフェスティバル、このあとメーデー、母の日、卒業式がやってきます。
花業界にとって、今後6~7週間は目まぐるしい日々になるでしょう」と話しました。
米国農務省によりますと、米国は切り花の80%以上を海外から輸入しており、ハワイは熱帯の花が豊富にあ
るにもかかわらず、それらも多く輸入しています。
「主に南米、コロンビア、エクアドルから輸入されています。皆さんが目にする蘭のレイや蘭のベースを
使ったレイの多くは、すべてアジアから来ています」
とペレイラ氏は付け加えました。
そして、これらの国の中には関税が課せられた国や、関税発効までさらに60日間の猶予期間を設けている国
もあります。カーネーションはすべてコロンビア産で、関税の影響を受けています。
「コロンビアとエクアドル産の切り花は10~15%、蘭のレイの主な供給元であるタイ産は16~17%の関税が
かかっています。バラ、カーネーション、菊は母の日に人気があり、少し高価になりますが、それでも許容
範囲内です」「消費者に負担を感じさせないよう、サプライチェーン全体で尽力しました」とペレイラ氏は
続けました。
国内産の熱帯花は関税の影響を受けず、ペレイラ氏はカリフォルニアからの輸入も検討していると述べてい
ます。
しかし、国内の花屋だけでは、卒業式の時期までに生花のレイが不足すると警告しています。
ホノルル・フラワー・レディのシンディ・ダブース会長は、「私たちは常に、可能な限り地元産のものを調
達するよう努めてきました」「ですから、地元で仕入れる場合は、関税の影響はそれほど受けません」と述べています。彼女は、自分の花の約60%を輸入していると推定していますが、レイやトロピカルフラワーを専門としています。
「ちょうどその週、地元のトロピカルフラワーの仕入れを増やして、定番の花をあまり注文しなくなってい
たんです。でも、皆さんはバラが大好きで、注文が止まることはないでしょう」と彼女は付け加えました。
価格がどうなるかは不透明です。
ペレイラ氏によりますと、もうひとつ大きな影響としては、中国からの花瓶で、145%の関税がかかり、35
ドルの花瓶が85.75ドルになってしまいます。
「フェイクレイ、キャンディレイ、グミレイ、ギフトバスケット、食品パートナーシップなど、さまざまな
商品をご用意しています。これから6~7週間のホリデーシーズンに、予算が理由で誰かを祝福できないということにはなりません」とペレイラ氏は話しました。























