【News】移民の取り締まりはグリーンカード保有者にも!
Immigration crackdown now hitting green card holders
トランプ政権の移民の取り締まりは、グリーンカード保有者にも及んでいます。
米国市民権移民サービス局によりますと、グリーンカード保有者は正式に米国の合法的な永住者です。しかし、米国の居住者であることは、市民であることとは大きく異なります。
ルウェリン・ディクソンさんは50年前にフィリピンからハワイに移住しました。彼女はファリントン高校を卒業し、ワシントン大学でラボ技術者として働いています。
ディクソンさんはフィリピンへの数週間の家族旅行からシアトルに2/28に帰国しました。
彼女の姪エミリー・クリストバルさんによりますと、その帰国時空港で足止めされ、3/2移民税関執行局(ICE) に連れ去られ、その後、ノースウェスタン拘置施設に拘留されました。彼女が拘束されている理由は公式に伝えられていません。
姪のクリストバルさんは、ハワイの移民に法的代理を提供する法案を推進している州下院議員のティナ・グランデネッティのオフィスマネージャーでもあります。
「米国の国民は、憲法修正第6条の下で弁護士の権利が保証されていますが、それは刑事訴訟にのみ適用されます。そして、移民手続きは民事訴訟です。」とグランディネッティー議員は話しました。
また、移民弁護士は、グリーンカード保有者は強制送還される可能性があるが、理由があると述べています。
ハワイの低所得難民や移民に無料または低コストの法律サービスを提供する非営利団体であるThe Legal Clinicのシニアスタッフ弁護士であるNeribel Chardonさんによりますと、
現在、グリーンカード保持者である拘留されている人が増えていて…そしてそれは通常、以前の有罪判決によるものだとうことです。
今回拘束されているディクソンさんは家族の理由で市民にはなりませんでしたが、グリーンカードを数回更新し、最近では2022年に更新しています。
また、彼女はワシントンの州の仕事で働くための身元調査を受けています。
ディクソンの最も早い公聴会の日付は7月になる模様です。