【News】ワイキキの発砲事件でホノルル警察ローガン署長謝罪
16日夜、ワイキキで起きた拳銃の発砲事件について、
ホノルル警察のジョー・ローガン署長はきのう、
「市民に対し、事件のタイムリーな情報をもっと伝えるべきだった」などと謝罪しました。
16日午後9時半ごろ、ワイキキのロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター近くのカラカウア・アベニューで、
男2人が互いに拳銃を発砲し、逃走しました。
事件後、大勢の人が事件現場から逃げる様子を写した動画がSNS上で公開されました。
警察が駆け付けましたが、容疑者らは逃走した後だったということです。
ローガン署長は、「警察はこれまで、銃撃事件が発生した際、市民に対してタイムリーで正確な情報を伝えるよう努めてきた。しかし、今回の事件で警察の対応は不十分だったと感じている。情報が限られていたとしても、一般市民に対し、タイムリーな情報を少しでも発表すべきだった」
などと謝罪しました。
そしてさらに、「事件直後、SNS上で公開されたビデオの以外には、何が起きたのかを人々が把握することは出来なかった。重く受け止め、対応の改善を指揮系統と話し合っている」と述べました。
ローガン署長によりますと、警察当局が詳しく調べたところ、この事件で病院に運ばれた被害者はいないということです。
警察は、逃げた容疑者らの行方を捜査するとともに、事件当時の状況などをさらに詳しく調べています。