【News】9年前ハワイ島ヒロで9歳の女の子が死亡した事件の裁判 祖母に10年の保護観察言い渡し
Hilo woman receives probation sentence in death of 9-year-old granddaughter
およそ9年前、ハワイ島のヒロで、当時9歳の女の子が栄養失調の状態で肺炎などを発症し死亡した事件の裁判で、故殺の罪にNo contest=不抗争(ふこうそう)を申し立てた67歳の祖母に対し、裁判所はきのう、10年の保護観察を言い渡しました。
検察側は、懲役20年を求刑していましたが、裁判所は、被告がすでに、8年近く刑務所に収監されたことなどを理由に、実刑ではなく保護観察としました。
およそ9年前の2016年6月、ハワイ島のヒロの住宅で、駆け付けた救急隊が、当時9歳だったシェリン・レハノ・ストーンちゃんが意識不明の状態で床に横たわっているのを発見し、病院に搬送しましたが数時間後に死亡しました。
祖母で法律上の後見人だったハリエッタ・H・ストーン被告は、この事件で故殺罪に問われ、去年7月、No contest=不抗争の答弁を申し立て、保釈金10万ドルを納付して保釈されていました。
死亡した当時、シェリンちゃんは栄養失調で、肺炎と重度の腎臓病を発症していたということです。
また、シェリンちゃんは身長がおよそ5フィートでしたが、体重は45パウンドしかありませんでした。
裁判所はきのう、ストーン被告に懲役刑ではなく、10年の保護観察を言い渡しました。