【News】「えひめ丸」事故から24年ハワイでも追悼式典
愛媛県の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」の事故から24年
愛媛県の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、
ハワイ沖でアメリカ軍の原子力潜水艦に衝突されて沈没し、
生徒など9人が犠牲となった事故から24年となるハワイ9日、
ホノルル市のカカアコのウォーターフロントパークの
えひめ丸慰霊碑の前でえひめ丸慰霊碑管理協会による追悼式典が行われ、
約100人が参列して犠牲者を悼みました。
宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」はハワイ2001年2月9日、
ハワイ沖でアメリカ軍の原子力潜水艦に衝突されて沈没し、
教員・乗組員5人、生徒4人の合わせて9人が犠牲となりました。
24年となるハワイ9日、ハワイからは 在ホノルル日本国総領事館、
ハワイ州とホノルル市、またアメリカ軍の代表、
日本からは遺族と宇和島水産高校や愛媛県の関係者、岡原文彰宇和島市長が参列して追悼式が行われ、
犠牲者全員の名前を読み上げ、事故が起きた午後1時43分に、黙とうをささげました。
事故があった海を慰霊碑のある丘から望み、
参列した人たちは、ハワイの花輪レイを捧げ静かに手を合わせ祈りを捧げました。
式典を主催した「えひめ丸慰霊碑管理協会」のレイナ・金子会長は、
「慰霊祭は事故で亡くなった方や事故を思い出すために重要です。
2度と同じような事故を起こしてはいけないし、決して忘れてはいけない」
「そして、悲しい出来事から今、愛媛とハワイの間での親善プログラムも続いています。」と話しました。