【News】デング熱感染者1人 先月オアフ島内で確認 去年1年間の感染者は合わせて16人
ハワイ州保健局はきのう、オアフ島内で先月、デング熱に感染した人が確認されたと発表しました。
州保健局によりますと、先月5日、オアフ島に住む1人がデング熱に感染したことが確認されたということです。
去年1年間に、ハワイ州内で確認されたデング熱感染者は合わせて16人となりました。
デング熱が広がる地域への渡航歴があるということです。
感染した人が住む地域は公表されていませんが、州保健局は、蚊の駆除や検査を進めているとしています。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こし、重症化することもあります。
多くは、2日から1週間程度で回復します。
デング熱は、中南米やアジア、中東、カリブ海諸国、太平洋諸島など世界の多くの地域で発生しています。
州保健局は、デング熱が広がる地域から帰国した人に対して、「3週間程度は、蚊に刺されない対策を行い、帰国後2週間以内に感染が疑われる場合は、直ちに医療機関を受診して欲しい」と、呼びかけています。
また、自宅や自宅の周辺では、蚊の繁殖を防ぐ対策を行って欲しいとしています。