【News】ソルトレイクの住宅で花火爆発 女性3人が死亡 知事や市長らが会見
1日午前0時ごろ、オアフ島ソルトレイクのアリアマヌの住宅で違法花火が爆発し、女性3人が死亡、子供を含むおよそ20人が重軽傷を負いました。
警察などによりますと、「Cake Bomb」=ケーキ爆弾と呼ばれる花火が複数の花火に引火して、大爆発を引き起こしたということです。
きのう午前0時ごろ、アリアマヌのケアカドライブの住宅で花火が爆発する大事故がありました。
消防や警察などが駆け付けて救助に当たりましたが、現場で女性2人の死亡が確認されました。
また、20人以上が病院に搬送され、このうち、女性1人の死亡が確認されました。
この家では、大晦日のパーティーが行われていて、大人や子供30人ほどが集まっていたとみられます。
事故を受けて、きのう午後、ホノルルの警察本部でグリーン知事やブランジアーディ市長、警察のローガン署長などが記者会見を行いました。
グリーン知事は、爆発が起きた原因について、「パーティーに参加していた誰かが、火薬が詰まったケーキ爆弾と呼ばれる打ち上げ花火に火をつけた際、花火がひっくり返り、住宅敷地内のカーポートに発射されてしまった。そして、カーポートに置かれていた複数の花火に引火して大爆発を起こした」と、説明しました。
カーポートには、花火の入った容器が置かれていたとみられます。
大人23人、子供3人が重軽傷を負うなどして、これまでに、合わせて女性3人の死亡が確認されました。
ケガ人には、1歳と3歳の子供が含まれているということです。
グリーン知事によりますと、小さな子供については、今後、容体が悪化して死亡したり、後遺症が残ったりする恐れがあるということです。