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【News】住宅地鳩の死骸からは鳥インフルエンザウィルス検出されず

オアフ島のカイムキで野生のハト13羽が死んでいるのが見つかり、この中の6羽について検査を行った結果、鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした。

ハワイ州農務局によりますと、カイムキに住む住民から、「家の敷地内で野生のシマバト13羽が死んでいるのを発見した」と、通報がありました。

死んだ13羽のうちの数羽は、目が充血していたということです。

農務局が13羽のうち6羽について検査を行いましたが、鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした。

住民によりますと、26日に州当局から、「ハトは、何らかのトラウマで死んだ」との報告を受けたということです。

ハワイ州のワヒアワにある保護区で今月15日、複数の鳥が死んでいるのが見つかり、州当局が検査を行った結果、ハワイで初めて鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

検査結果を受けて、州当局は、保護区内のアヒルやガチョウ、シマバトなど100羽以上の処分を行いました。

また、25日、オアフ島北部のカフクにあるジェームズ・キャンベル国立野生生物保護区で、野生のアヒルから鳥インフルエンザウイルスが検出されたことが確認されました。

州当局などは、野鳥を経由してオアフ島にウィルスが広がっている可能性があるとして、「野生の鳥への餌やりは行わないで欲しい」と呼びかけています。

家禽(かきんるい)や鳥類をペットにしている人は、鳥が病気にかかっていないかどうか確認し、病気になった場合は州当局に通報し、隔離を行ってください。