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【News】UHの運動部長解任についてラスナー学長が理事会で説明

UH president calls out ‘conspiracy theories,’ offers no reasons for athletics director firing

ハワイ大学のクレイグ・アンジェロス体育部長の解任が発表されたことについて、ラスナー学長は、きのう開かれた大学理事会で、「解任は必要かつ適切な決断であり、プロフェッショナルな立場での結論と考えている」と、述べました。

ハワイ大学は19日、大学の運動部長を務めているアンジェロス氏を解任すると発表しました。

解任の決定はラスナー学長によるもので、アンジェロス氏の運動部長としての評価を基にした極秘人事だったしています。

アンジェロス氏の任期は12月1日までとなります。

アンジェロス氏は、1年半前に体育部長に就任したばかりで、突然の解任発表に大学関係者や学生などからは、驚きと解任理由を巡る憶測が広がっています。

ラスナー学長は、きのう開かれた理事会でおよそ15分間にわたって声明文を読み上げ、「学内でクーデターが起きたとか、アンジェロス氏に報復を行ったなどと根拠のない憶測が出ているが、それは真っ赤な嘘だ」と、述べました。

ラスナー学長によりますと、アンジェロス氏とは定期的に会い、アンジェロス氏の取り組などについて話し合っていたということです。

ラスナー学長は「アンジェロス氏がこれまで、私と話し合いを行っていなかったと考えるのは、誤った憶測だ」とした上で、「入手できる情報に基づいて解任を決断した。必要かつ適切な決断であり、プロフェッショナルな立場での結論と考えている」と、述べました。

一方、ラスナー氏は、「マウンテンウエストカンファレンスへの正式加盟」や、「フットボールチームへのチャーター便の提供」、「ナイキとのアパレル契約交渉」など、アンジェロス氏のこれまでの取り組みを評価したうえで、「こうした業績は、運動部を率いる者としてのパーフォーマンスの全体像をとらえるものではない」としています。