【News】マウイ大災害の瓦礫などが36万トン 汚染物質の濃度は基準をクリア

No environmental impacts detected from Maui wildfire debris dump site, county says

去年8月8日のマウイ島の大規模火で発生し、オロワルのゴミ仮置き場に運び込まれた災害廃棄物の量が合わせておよそ36万トンに上ることが分かりました。

ニューヨーク・マンハッタンにあるエンパイアステートビルディングとほぼ同じ重さだということですが、マウイ郡当局は、決められた基準を順守しているとしています。

マウイ郡が16日に発表しました。

発表によりますと、8月8日の大規模火災によりラハイナでは、1550戸以上の住宅と、商業地から36万トン以上の瓦礫と灰が撤去され、マウイ島西部に設けられたオロワルのゴミ仮置き場に運び込まれました。

合わせて2万1000台分のトラックで運ばれたということです。

郡は、大気質のモニタリングを行っていて、瓦礫など災害廃棄物による汚染物質の濃度は、ハワイ州やマウイ郡、連邦が決めた基準を上回ったことはないとしています。

また、廃棄物から出た物質が漏れだした事例はなく、地下水や水路への影響はないとしたうえで、雨水による流出防止策を行っているとしています。