【News】締め出されたカピオラニの看護師、契約交渉継続中も福利厚生は維持

Locked out Kapiolani nurses to keep benefits as contract talks continue

締め出されたカピオラニの看護師、契約交渉継続中も福利厚生は維持

連邦調停人との3日間にわたる協議では、カピオラニ医療センターとハワイ看護師協会の間でまだ新しい契約は成立していません。

しかし、組合が引き続き連邦調停人を介して交渉のもと、組合側は病院へのアクセスを妨げないことに合意したため、病院側は月曜日以降も看護士達の医療、歯科、視力の福利厚生を継続すると述べました。

カピオラニメディカルセンターは、組合が契約条件を受け入れなければ、これらの福利厚生は9月30日に終了すると述べていました。

土曜日の午後10時前にマラソン交渉セッションは終了しましたが、2週間以上締め出されている600人の看護師に関する合意には至りませんでした。看護師らは、昨年11月から契約がない状態です。

カピオラニの広報担当者によりますと、日曜日に新しい協議は予定されていませんが、来週に向けてさらに会議の日程を検討中であるということです。

先週、看護師らがデモ中に医療センターの入り口を封鎖したことで緊張が高まり、看護師側を支援する地域リーダー達10人が逮捕されました。

カピオラニメディカルセンターは、不当労働行為に対する1日ストライキの後、職場復帰を試みた看護師らを9月14日に締め出しました。

ハワイ看護師協会(HNA)会長のロザリー・アガス=ユウ氏は最新の声明で、

「ハワイ看護師協会(HNA)が代表する600人の看護師は合意に達するために自らの役割を果たすことに尽力している」とし、組合は「平和的な交渉を継続し、従業員、臨時労働者、ベンダー、訪問者の病院へのアクセスとサービスを妨げないこと」に合意すると述べました。

アガス=ユウ氏はまた、カピオラニのCEOデビッド・アンダーライナー氏が「現在医療、歯科、視力保険に加入している看護師の補償を9月30日以降も延長する」と書面で約束したと述べました。

カピオラニ最高執行責任者のギジェット・ルセッタ氏は土曜日の夜、書面で声明を出し、保険の延長は「ハワイ看護師協会が本日、病院が知事宛ての書簡で示した条件を承諾したことに基づく」もので、

その条件には連邦調停人を使って交渉を続けることも含まれていると述べています。