【News】ワイアナエの銃撃事件 容疑者を射殺した男について検察が起訴を断念

Prosecutors decline to charge a man who killed his neighbor during a deadly dispute in Hawaii

先月、オアフ島のワイアナエで女性3人が59歳の男に拳銃で撃たれて死亡した事件で、検察当局は18日、男を射殺したとして逮捕された42歳の男性について「起訴を断念した」と発表しました。

先月31日、ワイアナエのワイアナエ・バレーロード近くでハイラム・シルバ容疑者が男女5人に拳銃を発砲し、このうち女性3人が死亡、2人が重傷を負いました。

男性は、殺人の疑いで逮捕され、警察に勾留されていましたが、およそ20時間後に釈放されました。

男性の起訴を巡って、差し迫った危険から自らや他人を守るために行った「正当防衛」の行為が問題となっていましたが、検察当局は18日、男性に対する「起訴を断念した」と発表しました。

検察が起訴を断念したことを受けて、男性の弁護士側は19日、「逮捕はやむを得なかった」とした上で、「男性が自分と他人を守るために拳銃を撃ったことは明白だ。男性は銃の登録を行っていた」と指摘しました。

メディアなどにりますと、死亡した容疑者と近隣住民との間には、長年にわたってトラブルがあったということです。