【News】ラハイナ・インパクト・ゾーン瓦礫撤去作業完了

マウイ島で起きた大規模な山火事から1年余り。

現地で復興作業に当たっているアメリカ陸軍工兵隊によりますと、ラハイナ・インパクト・ゾーンにある住宅で瓦礫を撤去する作業が完了したということです。

瓦礫の撤去作業完了は来年1月を見込んでいましたが、4か月ほど早くなりました。

当局によりますと、撤去作業が完了し、更地(さらち)となった住宅1390区画のうち、1340区画余りの立ち入り権が郡に戻り、土地の所有者が新しく住宅を建設する許可の申請ができるようになったということです。

現在、住宅20件の建設が作業が進められているということです。

1年前、ラハイナの再建には2,3年かかると予想されていましたが、被災地は、復旧に向け着実に進んでいる状況です。

マウイ郡のビッセン郡長は、「考えていたよりも復興が早く進んでいる。住民の生活再建に向けて作業に当たった連邦政府や軍の作業員らに感謝を申し上げる」と述べました。

当局によりますと、ラハイナの商業施設では、瓦礫などを取り除く作業が続いているということです。