【News】ラハイナの樹齢150年以上のバニアンツリー蘇る
マウイ島ラハイナを襲った大規模な山火事は、8日で1年となりました。
歴史的な町がほぼ壊滅状態となる中、火事に耐えて残った樹齢150年を超えるバニアンツリーの木には、再び葉が生い茂っています。
ラハイナのフロントストリート沿いにあるバニアンツリーは、宣教師がこの地を訪れてから50年となるのを記念して、1873年に植樹されました。
高さ60フィート以上=およそ18メートルの幹に枝が大きく広がり、ラナイナのシンボルとして地元の人々や多くの観光客に愛され、親しまれていました。
Maui County Arborist Committeeのスパークマン会長によりますと、山火事の高熱や炎、乾燥で木の枝の半分以上が枯れてしまったということです。
しかし、専門家やボランティアらの献身的な努力の結果、ツリーには新たしい緑が蘇り(よみがえり)ました。
現在、専門家らが枝を流れる樹液の状態をモニターするため14個のセンサーを設置して、ツリーの成長を見守っているということです。