Slider

【News】マウイ島でデング熱患者みつかる

マウイ島でデング熱患者が発見され、ベクターコントロールチームが対応に追われています。

保健局によりますと、マウイ島ハナで デングウィルス感染者を確認しました。

感染者は今年はハワイで10例目であり、その全ての人が中南米またはアジアに渡航していました。

今回も旅行後の感染でした。

また今回の感染者が住む、マウイ島ハナ地域は非常に湿潤で蚊の個体数や繁殖を増加させる要因もあり、

実際に自宅その周辺でも蚊が多く発見されたため、ベクターコントロールチームが対応しています。

州の疫学者 サラ・ケンブル博士によりますと、蚊の成虫を殺し、蚊の幼虫が発生するのを防ぐ殺虫剤を散布しています。

ところで、マウイ島ハナ地区を訪れる観光客が感染する可能性も懸念され、

マウイホテル宿泊協会リサ・ポールソン会長は、観光産業が観光客に警告するためにどのような協力ができるか州に問い合わせています。

ホテルだけではなく、レンタカー会社やアクティビティ会社など、観光業界の全てのパートナーに情報を提供し

観光客にも伝えることができる体制にしたい、と述べました。

特に屋外では、蚊に刺されないよう、肌の露出部分には虫除けスプレーを使用して、

肌を覆うゆったりした服を着ること、戸締りを徹底すること、

自宅や会社周辺に水が溜まっていないことも推奨されます。

デング熱の症状には、発熱、吐き気、嘔吐、発疹、体の痛みなどがあります。