【News】アメリカ大陸からオポッサム?!
きのう朝、ホノルルのダウンタウンでオポッサム1匹が見つかり、警察当局に生きたまま捕獲されました。
ハワイ州農務局によりますと、きのう午前7時過ぎ、ダウンタウンのサウスキングストリートと、アラケアストリートの近くの
「オースティンビルディング」で、オポッサム1匹が建物の出入り口付近の窓のそばにいるのを会社員が発見しました。
連絡を受けて警察官が現場に出動し、ホウキを使ってオポッサムをプラスティック容器に追い込み、捕獲しました。
捕獲されたオポッサムは、体長がおよそ2フィート=およそ60センチで、大人とみられます。
州農務局の関係者は、「餌と水を探して歩き回っていたのだろう。貨物船に乗ってハワイに着いた可能性がある」と、話しています。
オポッサムは、アメリカ大陸などに生息する有袋類で、ネズミのような顔をしていています。
狂犬病の検査を媒介する可能性は、他の哺乳類と比べて低いということですが、捕獲したオポッサムがどこから来たのか確認できないことから、
州農務省は、念のため、狂犬病の検査を行うことにしています。
違法動物をハワイ州内に持ち込んだ場合、Cクラスの重罪に問われ、最高で20万ドルの罰金と、3年の懲役刑を受ける可能性があります。
持ち込みが禁止されている動物を見つけた場合は、当局に通報してください。
通報は、Pest Hotline 808-643-7378で受け付けています。