【News】独立記念日の観光客動向
AAA=全米自動車協会によりますと、7月4日の独立記念日の祝日を含む今週末、国内で旅行に出かける人は記録的な数となる見込みです。
一方、運輸保管局は、今週、国内の3200万人が旅客機を使って旅行すると予想していて、ハワイ州内の空港では、到着する旅客数が2割増える見込みです。
そんな中、きのう、オアフ島のダニエルKイノウエ国際空港には、アメリカ本土から大勢の観光客が到着しました。
ハワイ州ビジネス・経済開発・観光局によりますと、ことしハワイを訪れた観光客の数は、新型コロナ流行前の水準を上回っていて、全体のおよそ77%がアメリカ本土からの観光客だということです。
ことし1月から5月までは、去年8月に発生したマウイ島の山火事の影響で、観光客数と観光客の消費額はともに減少しましたが、夏の旅行で減少は改善され、観光客数はすでに2.4%の増加に転じたということです。
ただ、関係者は、「マウイ島とオアフ島の観光業の回復が遅れていてる。日本の景気回復の遅れが影響している」と話しています。
州ビジネス・経済開発・観光局によりますと、円安の影響で日本人観光客の回復率はおよそ44%に留まっているということです。