【News】ハワイ産コーヒーの品質表示義務施行

昨年制定された州法に基づき、地元で販売されるハワイブランドのコーヒーは、今日から新しい表示義務が課せられます。州農務局は、コーヒー生産者に注意を促し、消費者には、違反の可能性がある場合は報告するよう呼びかけています。

2023年7月に制定された法律に基づいて、ハワイの地域表示が付いている製品はそのコーヒーが州内で栽培された場所と、地元で栽培されたコーヒーとそれ以外の場所で栽培されたコーヒーの重量割合を前面ラベルに表示しなければなりません。

また、袋のラベルや広告で「100%ハワイ産」というコーヒー製品は、ハワイで栽培・加工されたものでなければならないと規定されています。

原産地と重量割合の要件が適用される製品には、コーヒー豆、焙煎コーヒー、バルクまたはシングル・サーブ・サイズのインスタント・コーヒー、また(そのまま飲む)コーヒー飲料も含まれます。

農務局のシャロン・ハード局長は声明で、法律では検査官の増員は規定されていないため新法の施行は難しいと指摘しました。しかし全州で検査を増やす予定であることと、当面は苦情による取締りに頼らざるを得ないかもしれないと述べています。

誤表示やコンプライアンス違反の可能性がある場合は、ハワイ州政府計量標準課(hdoa.ms. labeling@hawaii.gov)にEメール、または電話(808-832-0690)で報告してください。