【News】スカイライン開通一年

オアフ島ホノルルの高架鉄道・スカイラインが、開通から一年を迎えました。スカイラインは現在イースト・カポレイと(アロハ・スタジアムの向かい側にある)ハラヴァ間で運行しています。

利用者数は横ばいで、昨年開通時の6月30日から7月4日までの運賃無料期間は71,722人が乗車しましたが、その時を上回る数字はまだ出ていません。

昨年8月の利用者の1日の最高記録は8月26日(土)の4,195人、8月最低記録は翌27日の2,437人でした。。

スカイラインを運営する市交通サービス局によると、2023年7月から6月末までの期間にスカイラインに乗車した乗客総数は116万5821人で、

この結果、スカイラインは開業初年度に617,441ドルの収益を得たことになります。しかしロジャー・モートン常務理事は、利用者のほとんどは、9つの駅を結ぶ11マイルの路線を行き来するためにザ・バスも利用していると指摘し、つまり乗車するためのHOLOカードで計算した場合、ザ・バスとスカイラインの両方に利用できる上にマンスリーパスや、高齢者用のパスの有無によって料金が異なるため、収入予測は複雑だと指摘しています。

しかしながら、スカイラインの収益617,441ドルと、HOLOカードを使用したバスの乗客による運賃収入を含めると、初年度のバスと鉄道の総収入は46,553,701ドルになるということです。

その上で、2031年末までにダウンタウンを通り、カカ¬アコのシビックセンター駅まで全線が開通すれば、利用者は1日あたり80,000人から85,000人に増加し、スカイラインの収益は飛躍的に増加するはずだと述べています。