【News】母親を殺害した53歳の元矯正官の被告の男に有罪判決
Former OCCC officer found guilty of murdering his mother
8年前、オアフ島のワイアナエで、母親の頭部をライフルで撃って殺害しとして、第2級殺人罪などに問われたオアフ・コミュニティ―・コレクショナルセンターの元矯正官の52歳の被告に対し、オアフ島の巡回判所は25日、有罪判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、オアフ・コミュニティー・コレクショナルセンターの元矯正官、アンソニー・F・ペレイラ被告は2016年6月、ワイアナエのマイリの住宅でライフルで母親の頭部を撃って殺害したとして、第2級殺人罪やテロ脅迫罪、監禁罪などで当局に起訴されました。
裁判で被告側は、ライフルで母親の足を撃ったことは認めましたが、「被告は、当時薬物とアルコールを摂取していた。母親を監禁したうえ、頭部を2発撃ったことは覚えていない」などと主張しました。
巡回裁判所のロウェナ・ソナービル判事は25日、「犯行時、被告が精神的なストレス障害を引き起こしていたとは証明できない」として、起訴されたすべての罪で有罪判決を言い渡しました。
裁判は、当初、陪審員制度で開かれることになっていましたが、被告側がベンチトライアルを選択し、裁判官のみで審理が行われました。
量刑は10月2日に言い渡される予定です。