【News】山火事被災地ラハイナで高校卒業式

マウイ島のラハイナで起きた大規模な山火事から10か月。壊滅的な被害を受けたラハイナルナ高校の卒業式が26日(きのう)、ラハイナのスー・クーリー・スタジアムで行われました。

マウイ島で8月8日に発生した山火事では、ラハイナのおよそ880万平方メートルが焼失するなど大きな被害を受けました。

山火事が起こる前、ラハイナルナ高校にはおよそ1000人の生徒が通っていましたが、多くの生徒が被災地から非難し、その後、700人が戻ったということです。

卒業式は、きのう(26日)午後6時半から、ラハイナのスー・クーリー・スタジアムで行われ、男子生徒は白のガウンとキャプテンハット、女子生徒は赤のガウンとキャプテンハットを身につけて登場し、名前を呼ばれた生徒がひとりづづステージに上がり、卒業証書を受け取りました。

新型コロナや、大規模火災を経験した生徒たちは、全員で校歌を歌って卒業の喜びを分かち合い、新たな一歩を踏み出しました。