【News】連邦当局が会社経営の53歳の女を労働者人身売買の罪で起訴

Oahu woman charged with labor trafficking

オアフ島で農産物販売会社を経営する50代の女が、労働者の人身売買に関する罪で連邦当局に起訴されたことが分かりました。ハワイ州のロペス司法長官が23日、発表しました

連邦当局に起訴されたのは、アニア・バルデス被告(53歳)です。

バルデス被告は22日に警察に逮捕され、連邦当局が23日、第1級労働者の人身売買に関する3件の罪で起訴しました。

起訴状によりますと、バルデス被告は、オアフ島内の自身が経営する農産物販売会社で、従業員から身分証明書や入国書類を取り上げるなどして、この会社以外の場所に移動が出来ないようにしたとして告訴されました。

連邦労働省、国土安全保障省、連邦市民権・移民局などが捜査を行い、司法長官の特別捜査局が起訴を判断したということです。

ロペス長官は、「人身売買は被害者の自由と尊厳を奪う現代の奴隷制度であり、我々は弱い立場におかれた人を支援する」と、述べました。