【News】女性に液体をかけて重傷を負わせた容疑者起訴

23日にアラモアナ・センター付近で液体をかけて女性が重傷を負った襲撃事件で、容疑者が27日、殺人未遂と暴行容疑で起訴されました。

この男はセバスチャン・マクワン容疑者で、200万ドルの保釈金が設定され拘留されています。

被害者はダニング・ザン(Danying Zhang)さん25才で、ザンさんは交換留学プログラムの一環としてマリノール・スクールで中国語を教えていました。

記録によりますと、マクワン容疑者は昨年10月に暴行と覚せい剤販売で逮捕され、事件の前日に8000ドルの保釈金で釈放されていました。

ザンさんは重体で現在も入院中です。話す事はできません。事件の目撃者によりますとザンさんは容疑者を知らないと話していたということです。

マクワン容疑者はホームレスで、パンデミックの間歩道にテントを張ったり、公園での使用時間違反など、多くの取り締まりを受けていました。インスティテュート・フォー・ヒューマン・サービスのエグゼクティブ・ディレクター、コニー・ミッチェル氏によると、マクワンはここ数年、シェルターに出入りしていたということです。シェルターから退去させられる場合は、おおむね他の人を脅かすような行為をしたり健康状態に問題があることが原因ということです。ミッチェル氏は「慢性的なホームレスとホームレスの薬物乱用や精神疾患への対応が必要ですが、そのためにはより多くの資源と資金が必要なのです」と指摘しています。