【News】ハワイの児童売春被害者は年間2500人

今年の州議会では、詐欺や児童売春を強要された人を救済するためのいくつかの法案が検討されています。

非営利団体イムア・アライアンスによると、ハワイの性犯罪の被害者数は毎年およそ2500人でその多くは12歳から14歳ということです。

エグゼクティブ・ディレクターのクリス・コフィールド氏は「この10年間で、我々コミュニティにおける性的搾取(さくしゅ)・売春斡旋などに対する意識と認知度は向上しましたが、サバイバーの数は減っていないのです、売春斡旋施設の数も減っていません」と述べています。

イムア・アライアンスは、児童売春を違法とする連邦法に合致するようハワイ州法を更新することや、人身売買がその施設内で発生した場合に見て見ぬふりをする営利企業の責任を問う法案など3つの法案の成立を求めています。

コフィールド氏は、この種の法案を可決することで、被害者が裁きや報復を恐れることなく、必要なサービスを受けられるようになることを望んでいます。

尚、児童福祉サービス・ホットラインの電話は(808)832-1999です。