【News】カピオラニ病院の看護師がスト突入、臨時看護師が対応
カピオラニ女性・子供医療センター(Kapi‘olani Medical Center for Women & Children)の組合に加入している看護師達が21日、職場を離れ1週間のストライキに突入しました。
カピオラニ病院の約600人の看護婦を代表するハワイ看護婦協会によると、ストライキは21日の午前7時から1月28日の午前6時59分まで続く予定です。
病院では数百人の臨時看護師を導入して対応にあたっています。カピオラニ病院の最高執行責任者であるギジェット・ルスケッタ氏は会見で、「患者へのケアは十分にできています。病院はフル稼働しており業務に支障はありません」と述べ、ストライキ期間中の労働力の確保とケアを強調しました。
看護師のひとりは、「私はこの病院が大好きなのでストライキは辛いのですが看護師が勤務時間中に対応できる患者数の上限を定める「人員比率」を契約の中に明文化してほしいのです」と述べ、「人員不足が強制的な残業に繋がり、看護師にとっても患者にとっても良いことではないのです」と主張しました。
別の看護師は、「分娩件数が多すぎて、12時間のシフトの間に11人の分娩では1時間に1人の出産に対応しなければならないようなものです」と話しました。
次の交渉は1月31日と2月1日に予定されています。