【News】ホノルル・スター・アドバタイザー紙オーナー交代の可能性
Honolulu Star-Advertiser change in ownership worries workers of potential layoff
ホノルル・スター・アドバタイザー紙は 15 日、オーナー交代の可能性が あると発表しました。
アドバタイザー紙を所有している Black Press LTD(本社:ブリティッシ ュコロンビア州)は、
負債を削減し売却に備えるため、裁判所の監督下で 再建に着手しました。
3 月 15 日までに契約がまとまれば、
ミシシッピ州 ナチェズを拠点とするカーペンター・メディア・グループがアドバタイザ ー紙の所有権を引き継ぐことになります。
元スターアドバタイザー記者のジェラルド・カトー氏は
「ここ数年、一般 的に新聞業界は衰退の一途をたどっており、Star-Advertiser も同様です。
部数の減少、レイオフ、人員削減。それらはすべてビジネスに影響を 及ぼしています」と述べています。
アドバタイザー紙は声明で、この決定は会社をより強固な財務基盤に置く と同時に、
優れたジャーナリズムの専門性をさらに高めることを目的とし ていると述べています。
しかしスター・アドバタイザーの労働組合のケヴ ィン・クノデル委員⻑は、
「広告収入の減少がニュースルームの縮小を余 儀なくさせたと言っているが、
ニュースルームを縮小することが、どのよ うに新聞の質を高め収入を増やすことにつながるのか私には理解できな い」
と話しています。
スター・アドバタイザーの発行人であるデニス・フランシス氏によれば、
現在のところ、新聞の運営方法を変更する計画はないということです。