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【News】ハワイ島出身の海軍船員死亡で同僚に判決

海軍水兵が、ハワイ島ヒロの水平の死亡に関与したとして11日、懲役5年の判決を言い渡されました。判決を受けたのはエンリケ・ポーター23才です。

ポーター被告は今年初め、19歳のカムレン・アンソニー・セイジ・フローレスさんの死について、過失致死罪を認めていました。

ポーター被告と死亡したカムレンさん、他の2人は全員、バージニア・ビーチのオセアナ海軍航空基地に駐留していた水兵で、事件は2年前にパーティーをしていた部屋で起きました。

フローレスさんの母、コレット・フローレスーおおいしさんは「私の理解では、ポーター被告がドラッグをアパートに持ち込み、ドラッグに手を出したのだと思います。そして息子がドラッグにバッドリアクション(有害反応)を示したため、息子を抑えるためにひとりが彼を殴ったのですがそれがうまくいかなかったので全員で息子をベッドにうつ伏せにして押さえつけたのです」と述べました。

法廷文書によれば、ポーター被告は死亡したカムレンさんを殴った人物です。ポーターと他の2人は、カムレンさんをベッドにうつ伏せに押さえつけて静かにさせましたが、カムレンさんの頭を枕に押さえ続けたのはポーター被告でした。フローレンスさんは「息子は窒息死した」と述べています。

カムレンさんはワイアケア高校を卒業しました。民間航空パトロール隊のメンバーであり、政治家としてのキャリアを追求したいと考えていたということです。卒業と同時に米海軍に入隊し、職業訓練として航空管制官を選びました。

フローレンスさんは「ハワイはとても小さなコミュニティなので、私たちは誰でも信用してしまいますが、子供たちが大きな世界に出たら、誰でも信用できるわけではないことを教えなければなりません」と語っています。

この事件の他の2人の裁判は2024年初頭に予定されています。