【News】マウイ島でもココナッツカブトムシ

マウイ島のキヘイで、ココヤシを食い荒らす「ココナッツ カブトムシ」の幼虫17匹が見つかり、ハワイ州農務省などが防除に取り組む方針です。

マウイ島で「ココナッツカブトムシ」が生きた状態で見つかったのは初めてです。

ハワイ州農務局によりますと、21日、マウイ島キヘイのアラフラ・ストリート沿いのリポア・パークウェー付近で、枯れたココヤシの伐採作業をしていた人が、木の樹幹の部分に「ココナッツ カブトムシ」の幼虫17匹がいるのを発見したということです。

この付近では、ココヤシ17本が枯れているのが見つかっていました。

「ココナッツカブトムシ」が発見されたことを受けて、州農務局は、職員を現地に派遣し調査を開始しました。

マウイ島では、およそ2か月前、大型のマーケットの店舗内で、堆肥袋の中から「ココナッツカブトムシ」の死骸が発見されましたが、生きた状態で見つかったのは、今回が初めてです。

「ココナッツカブトムシ」は、ココヤシなどに棲みついて葉や枝を喰い荒らし、枯死(こし)させてしまう害虫です。

州農務局のハード委員長は、「当局の職員がココナッツカブトムシの防除に取り組んでいる。関係者と協力し、対策を強化していきたい」と、述べました。