【News】マウイ島ラハイナルナ高校ホームカミングで勝利

1831年創立で、ロッキー山脈以西で現存する最古の学校であるマウイ島ラハイナルナ高校が土曜日のホームカミングで、かけつけた大勢の家族や住民と心をひとつにしました。

8月8日にラハイナを襲った火災のため、当初この秋のフットボールは行われないのではと思われていました。

壊滅的な山火事で、少なくとも99人が死亡、2,000棟以上の建物が破壊され、約8,000人が住まいを移すことを余儀なくされました。

被災者の多くは、ラハイナルナのスポーツチームの選手やコーチでした。

しかしこの悲劇は、チーム、学校、町、島、そして州が力を合わせて再建に取り組む中で、コミュニティの決意をより強固なものにしました。

土曜日にラハイナルナ・キャンパスにある スー・B・クーリー・スタジアムで、ラハイナルナのルナスチームはボールドウィンを28対7で下し、短いシーズンながら負けなしの4勝目を挙げました。

これは、本当の意味でのホームカミングでした。火災後初めてホームグラウンドでプレーし、被災後、学校が再開した最初の1週間を締めくくったのです。スタジアムは推定3,000人のファンで埋め尽くされました。ラハイナルナは前半リードし、あっさりと勝利を収めました。しかし本当の勝利は、火災からわずか2ヶ月半後にこのようなことが可能になったことです。

失われたものの多くは、もう取り戻すことはできませんが、1939年までさかのぼる36回のMIL優勝と2016年から2019年までの4回の州優勝を含むフットボールチームの卓越した伝統は、スタジアムの高い山に刻まれた「L」の文字のように、長年の誇りの象徴として立っています。